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香月組を知る
大きな分類は土木業。
道路下の水道管工事は
建築業の配管工とは
スケールが違う。
香月組が手掛ける水道管工事は、道路の下に直径500mm以上の水道管を埋設するもの。職種としては配管工ですが、建築業の配管工とはスケールが違います。
建物の中にある水道管は給水管といって、直径30~50mm程度。私たちが扱う水道管は導水管(河川から浄水場に原水を送る管)と送水管(浄水場から配水場に浄水を送る管)で、給水管の10倍以上の太さがあります。人の体に例えると、導水管と送水管は大動脈、給水管は毛細血管です。
福岡市内の道路には約400㎞の水道管が埋まっており、現在は50年前に埋めた水道管の入れ替え時期。水道局からご依頼をいただき、毎年約3㎞程度入れ替え工事をしていますが、100年以上かかる大規模事業です。
配管工は技術職。
資格がないとできない仕事が多いので
キャリアとともに
資格が増える。
香月組のベテラン社員は、「1級土木管理技士」「配管技能士」「掘削作業主任者」などの国家資格をはじめ、大型トラックや車両系建設機械という重機の免許など、多数の資格を取得しています。これらはすべて仕事に必要な資格なので、取得にかかる費用は会社が全面負担。受験料や技能講習会の参加費はもちろん、交通費や駐車料金も負担いたします。
働きながら資格を取るのは大変ですが、1年に1~2個ずつ取得することでできる仕事が増えるとともに収入も増加します。未経験の方にはまず「玉掛け」という作業に必要な「玉掛け技能講習」を受講していただきます。玉掛けとは、水道管をクレーンで持ち上げるときに、フックを掛けたり外したりする作業のこと。大きくて重い水道管を安全に扱うために必須の技能資格です。
まったくの未経験でも
3年後には現場責任者に
5年で独立も夢ではない。
土木業界未経験者にとっては、見たこともない機械や専門用語を覚えるだけでも一苦労。最初の1週間ほどは現場で先輩たちの仕事を見て学んでいきます。
そこから少しずつ仕事が身につき、2年後には自分自身で考え行動出来るようになります。
3年以上になれば、少しずつ管理業務を任せたいと考えています。また、ご希望によって、経験を積んで独立することも可能です。
土木や建設業では「一人親方」で成功している人も少なくありません。独立された方の中で、弊社からお仕事を依頼させていただくこともあります。一緒に事業を大きくしていきましょう。
WORKFLOW
仕事の流れ
現場は9割以上が福岡市内。ひとつの現場の工事区間は200~300m程度で、期間は3~4ヶ月です。
水道局から設計図をいただき、工事区間を確認するため現地で測量を行います。実際の工事区間が図面と異なることもよくあります。その状態で先ず地面を掘り起こし、図面通りに水道管を設置可能か確認すると、すでに電気・ガス・電話などの管が埋まっている場合もあります。その場合は、さらに深く掘り起こす必要があるため、設計変更が必要になります。
設計図が固まれば施工計画を立て、工事区間の道路にカッターを入れて舗装部分を切断。そこからは毎日少しずつ水道管を埋めていく作業です。
8:00
集合
市内にある資材置き場に集合し、トラックや作業車に必要な資材を積み込んで現場へ。資材置き場まではマイカー通勤OKです。
9:00
下準備
ガードマン(交通誘導員)とともに作業エリア周辺の通行規制をした後、作業を開始します。
道路の使用には事前の許可が必要で、概ね9時~17時までしか作業できません。
ATTENDANCE
午前
道路の掘削/
掘り起こした土の運搬
水道管の埋設のために道路を掘削します。深さ1.5m以上掘削する場合は土が崩れないように、側面に板を立て壁を作ります。
その間に、掘り起こした土や古い水道管をトラックで廃棄場へ運びます。
PREPARATION
昼休憩
時間はさまざまですが、作業の区切りで昼休憩を取ります。
作業中も適宜休憩を取りながら、無理のない範囲で工事を進めています。
TRANSPORT
午後
水道管の埋設/
新しい土の運搬
掘削したスペースに新しい水道管を埋設し、水道管同士をぴったりと接続していきます。水道管は1本6mもあり、太さにもよりますが、1日に1~3本ずつ設置します。また、掘り起こした土を運び出したトラックで、埋め戻し用の新しい土を運び入れます。
LUNCH
16:00
復旧開始
17時には道路を開放しなければならないため、1時間前にはアスファルトを流して復旧作業を開始します。30分ほどで固まるため、その間作業ヤードの中を清掃・片付けを行います。
TRANSPORT
17:00
作業終了
片付け・清掃完了後、道路を開放。資材置き場に戻り業務終了です。作業の進捗によっては早く終わることはありますが、残業はほとんどありません。
RESTITUTION